富士山登山
2018/08/08
念願の富士山登山に行ってきました。
東京に来てから約1か月。タイミングさえ合えば行ってみたかった富士山。
行けるとしたら8/4-5か8月下旬。先延ばしにしても先の仕事&天気の状況は分からない。
8/4-5の天気は崩れる感じもなく丁度良さそうなので、とりあえず行くなら8/4-5と考えてました。
ただ、登山者が多そうな週末なので、どのようなルート、スケジュールで行くか?も悩み処です。
富士山は4つのルートがあり、ネット情報を集めると
「吉田ルート」一番混みそう。
「須走ルート」山頂付近で吉田ルートと合流するので混み具合は吉田ルートと一緒。
「御殿場ルート」は距離が長いから自分には不向き。
「富士宮ルート」は距離が短いがまあまあ混む。
といった感じです。
結局どこも混みそうだし、登りは距離の短い富士宮ルートと決めて、今度は行く方法の検討です。
車は無いから行こうと思ったらバスや電車で行くしかないのです。で、行ったことないからバスツアーとかに参加した方が楽なのかな・・・なんて悩んでましたが、結局は仕事の状況も直前まで分からずツアー申込なんて出来ませんでした(^^ゞ
とりあえず、富士宮駅まで行き、登山バスに乗ると5合目まで連れて行ってもらえるので、富士宮行きの高速バスを申し込み。←ここがちょっと失敗だった。。
8/4 AM8:10東京発→富士宮10:31着の予定が高速の渋滞にはまり1時間半の遅れとなる。
当然、富士宮から乗るはずのバスも遅れ12:30の出発。
富士山富士宮5合目登山口到着14:00。昼ごはんを食べて出発できたのが14:45過ぎ。。
この時点で夕方に山頂付近にたどり着くのは無理な感じですね。。。というスタートです。
PM14:45 出発。あいにく天気は雲が多く山頂付近は見えません。
PM14:5頃。6合目まではあっという間。富士山には各n合目毎に山小屋が整備され、飲み物&食料の購入ができるので、この辺は自分の荷物を軽くして登山に臨むことができます。
このあとも順調に進み17:00頃一時雨。
久しぶりにカッパを着たご褒美に虹が出てくれました。
段々暗くなってくる時間。空は結構雲が多い。
予定ではもう少し早く山頂について、天の川なんて狙うつもりだったけど、この空模様と雨で挫折。
19:00を過ぎた頃、ようやく9合目到着となりました。空も暗くなったので、4日はここで1泊。
富士山から見る天の川はさぞ綺麗だろうと妄想ばかりしていたので、空が雲に覆われているのはちょっと残念。
天気には勝てませんね。
山小屋では夕食を食べてすぐに睡眠。
11時頃隣の登山者のいびきで目を覚まし、それから寝れなくなる。。。(*_*;
まあ、3時間くらいは熟睡したので問題ありません。
山小屋もAM1:00から営業開始という事で、入口も開放されたので山小屋から出て天の川を狙ってみました。
AM1:10頃。月も出ている夜だし、空気も澄んでいない日なので想像していたより天の川はぼんやりした印象です。
せめて月が出る前に撮影してみたかった。。。山小屋で泊まるとこの辺の自由度がテント泊との差ですね。
また、ここは人が通る道なので綺麗にゆっくり撮るのは困難。この写真も亡霊のように登山者が写ってますね(笑)
諦めて山頂を目指します。
AM3:00頃。山頂到着。ここでも天の川を撮ってみる。やっぱりぼんやり。
山頂での天の川撮影は期待が大きかった分ちょっと残念な感じとなりましたが、人も多いから綺麗に撮るのも難しかったです。
天の川にフラれ、次の悩みは何処からご来光を見るか?
前方に何もない吉田ルート側の山頂に行っても、雲の上から昇朝日を見るだけになるので、やっぱりここは剣ヶ峰の方から撮るのが良い感じではないかと思います。という事で剣ヶ峰へ。
AM4:00 剣ヶ峰3776m到着。日本のてっぺんに立てました♪
空も明るくなる時間。太陽の出る方向は霞が強い感じの空の印象ですが、そこを抜ければ晴れた空なのでご来光は問題なさそうです♪
AM4:20。星も見えなくなってきました。
AM5:00頃。ご来光。ご来光に拘っていたわけでは無かったけど、山頂から眺める事が出来て良い記念になりました。
早朝にもかかわらず山頂は沢山の登山者でにぎわってます。
お鉢の周りもご来光を見るために人がいっぱい。
剣ヶ峰に向かう登山者。影富士もチラッと見えますね。
頂上浅間大社。お守り購入♪これは妻と娘にプレゼント。
雲海が広がり、他の山々もチラホラ見えます。これはどっち方面なんだろう??埼玉の方向を見ている感じでしょうか??
AM6:20下山開始。帰りは須走ルート。自分の車が置いてあるわけでは無いので、行きと帰りが違うルートでもイインデス。
こんな感じの登山道が続く。道が太いから渋滞はしないけど、たくさんの登山者。
AM7:30頃。吉田ルートと須走ルートの分岐点。
須走ルートになるとグッと登山者は減りました。
AM8:30。大砂走り。長い長い直線の下りです。ほぼ砂のような道を下りますが、感覚的にはちょっと緩んだ雪の上を下ってくる感じの印象です。踵で滑りながら歩くイメージなので、北陸の人にとっては慣れたもの。その感覚が無いととても歩きにくい道だと思います。
AM9:20。来た道を振り返る。下りは早い。でも既に足はきつくなってきました(笑)
AM10:00。須走登山口5合目到着。
あとはバスと電車を利用し無事帰宅。その後、既に3日目ですが筋肉痛は続いています(笑)
初めての富士山。
山登りの登山道としては整った道が続き、景色の変化も植物も少なめなのでその辺を求めるなら違う山々の方が楽しいかもしれません。ただ日本の最高点の達成感は他に無いものでした。
富士山は登るものじゃなくて他の山から見る・撮るもの。なんて考えも分かるような気もしますが、「岳」の漫画の中で、一度登った山は下から見た時にもっと素敵に見えるという言葉があったので、一度は富士山山頂に行ってみたかったのです。
これから富士山を撮影する時にはいままでより素敵に見えるかな(^^) 素敵な富士山の写真を撮りたいものですね。